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最初のタロットデッキの選び方

最初のデッキは、いちばん美しいものでなくていい。いちばん読みやすいものであるべきだ——見て、一目で分かるもの。

愚者

なぜほぼ全員が1909年のスミス=ウェイト版から始めるのか

1909年にアーサー・ウェイトの指導のもとパメラ・コールマン・スミスが描いたデッキは、ほぼすべての本、すべてのカード意味ページ、すべての講座が標準として扱うものだ。それで学べば、後で出会うあらゆる資料が同じ言語を話す。

いちばん美しいデッキだからではない。いちばん参照されているデッキだからだ——たまたま気に入った絵を持つことより、はるかに大きな実利だ。

小アルカナがすべて絵になっている

1909年以前の古いタロットデッキは、22枚の大アルカナにしか場面を描かなかった。残りの56枚は、トランプのように、10本のワンドが並ぶだけの数札だった。パメラ・コールマン・スミスはすべてのカードに完全な場面を描いた。だからカップの10は虹のアーチの下の家族であり、ソードの5は剣を拾い集めて黙って去る人物だ。

実際の効果はこうだ。小アルカナの意味を暗記しなくて済む。絵を見て、物語を読む。初心者にとって、それは続けられるか諦めるかの最大の違いだ。

デッキを手に取ったとき、何を見るか

何種類かのデッキの前に立っているなら、箱は飛ばして小アルカナを開こう。絵の中の行動を読み取れるか。それとも、何が起きているか分からない綺麗な記号が見えるだけか。よい入門デッキとは、頭が意味を思い出す前に、目が物語を語れるデッキだ。

小さなテストがある。小アルカナを適当に3枚見て、それぞれについて一文を言ってみる。言えたなら、あなたのデッキが見つかった。

綺麗な絵だけでなく、体系を

美しいのに、78枚の体系ではなく個人の世界を描いているデッキもある。使えないことはないが、本と照合しにくい。入門のデッキは構造を保っているべきだ。愚者から世界まで順序立った22枚の大アルカナ、ワンド・カップ・ソード・ペンタクルの4スート、エースから10までの数字。

体系が大事なのは、記憶が途切れたときに推理する場所をくれるからだ。ワンドのエースは火花、ワンドの3は計画になったその火花。その糸を持っていれば、1枚ずつ覚えなくてもスート全体を読める。

紙のデッキとデジタル

スマートフォンで引くことと、紙から引くことは排他しない。デジタルは学ぶのに、記録を残すのに、忙しい日の合間の1枚に便利だ。紙にはモノとしての重みがある。シャッフルし、切り、カードを置く——手が覚える儀式だ。

始めたばかりなら、どのデッキを買うかという問いに道を塞がせないこと。先にカードの意味と質問の立て方を学ぼう。その技術は、紙のデッキを買ったとき、そのまま移行できる。

まだ何も買わなくていい

Arcanaでは、ドロールームで1枚引き、3枚引き、イエス・ノーのスプレッドができ、どのカードにも正位置と逆位置を読める意味のページがある。この実践が本当に自分を支えるかどうかを知るには、それで十分だ。

最初のデッキは、数十枚を読んだ後に決める決断にしよう。読む前に決めるものではなく。

2つ目のデッキを買うタイミング

短い答えはこうだ。最初のデッキを調べずに読めるようになったとき。好奇心で新しいデッキを買うのは構わないが、より美しいデッキがあなたをよりよいリーダーにするとは思わないこと。デッキはあなたの代わりに読んでくれない。

太陽が教えてくれるのは、愛するデッキを持つ喜びは本物で、持つ価値があるということ。ただ、それは美しいモノの喜びであって、読めるようになるための条件ではないと知っておこう。

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